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レースは序盤、ジャンプ攻略に成功した筆者がトップに立つものの
すぐに後退。
上手い刻みで着実にラップを重ねる杉谷選手がそのまま安定した走りで引き離しトップでゴール。
2位には筆者が、3位にはラリー車で果敢に攻めた田中(繁)選手が
それぞれ入った。
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オフロードの花形クラスともいうべき2WDクラスには32台が参加。
熱心なオフロードレーシングファンばかりということもあり、
予選から激しい攻防が繰り広げられた。
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Aメイン入りを惜しくも逃した選手達の中にもそうそうたる実力派の
面々が名を連ねており、決勝はどのクラスも白熱の展開。会場内は大いに沸いた。
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そしてこの日最も速かった8人によって争われるAメインは
チームヨコモの3選手に加え、中京・関西、そしてもちろん地元北陸の
トップドライバーによって争われるということもあって見所の連続。
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序盤はポールポジションのチームヨコモ・足立伸之介選手がリード。
僚友、鈴木・加藤選手がそれを追う。
ジャンプごとにポジションが入れ替わる・といっても過言ではない激しいバトルに場内は興奮のるつぼに。
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抜け出したのがチームヨコモ鈴木浩選手。2周目に加藤選手を、3周目に足立選手をも 抜き去りトップに躍り出、徐々にリードを広げて一人旅。 ![]() |
こうなると注目は2番手争い。チームヨコモ足立・加藤選手がしのぎを削る。![]() 地元の松原、中京の名嘉選手も2位グループは射程距離内。必死で食い下がる。 | |
膠着状態を破ったのは13周目、2位走行中の足立選手が痛恨のミス。
チャンスをうかがっていた加藤選手がまんまと攻略に成功し2番手浮上。
この結果、トップ3台のオーダーは、鈴木・加藤・足立の順で5分のコール。
4位には地元の意地を見せつけた松原選手が入った。
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続くオープンクラスも参加27台の盛況ぶり。
参加車もバラエティーに富み、ヨコモ製はもちろんのこと
国内外の全ての現行車種がエントリーリストに名を連ねた。
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また、オプティマミッドやトップフォース、 |
ビッグタイヤのトラックも、このクラスで混走。 圧倒的トラクションにものを言わせてブっ飛んでいく様は | |
レースの方は、2WDにも増して苛烈を極め、 チームヨコモ足立選手が |
総力戦をリードしたのは言うまでもなくチームヨコモ鈴木浩選手。
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中盤に差し掛かった7周目、ついにマイナーミスを犯した鈴木選手だったが
ロスを最小限におさえてリカバリー。守りに入るどころか
更にペースを上げ、結局2位以下に10秒以上という大差をつけて
トップゴール。底力を見せつけた。
2位争いは14周目、清水選手のミスを見逃さなかった松原選手が制した。
終盤ギリギリの17周目にまでもつれこんだ3位争いは清水選手が炎のリカバリーで
親分こと大ベテラン嶋田選手をかわし、その幕を引いた。