ヨコモダブルチャレンジ in ツインホビー

オンロード

(2002年4月14日開催)

レースレポート


540クラス

540モーターを使用してゴムタイヤが付いていれば車種・駆動形式等
一切制限なしのお気楽クラス。
ヨコモチャレンジカップでは予定になかったが
人が集まりそうにないF201クラスに代わって直前に開催決定。

レースはM04LWを駆る更田選手が予選から他を寄せ付けない走りで
快走。

決勝ではなんとタミヤクラスを上回るベストラップをたたき出し、悠々逃げ切りを果たした。

2位には芦崎選手が、3位には筆者が入った。


タミヤクラス

タミヤGP規定に準じた車両の使用が義務付けられ、

スポーツチューンモーターを搭載する元祖イコールコンディションクラス

タミヤクラスは、このヨコモチャレンジカップでも頑固に開催。

今年からタミヤGPのスーパーエキスパート認定選手の参加が認められず
シーズン当初からエントリーが寂しい状況だ。

さらにレースがレースだけにこの日は僅か3台のエントリーにとどまった。

しかし内容は少数精鋭という表現がピッタリ。

中盤まで各車一秒間隔で列車のように正確にラップを刻む緊迫した展開。

15周目種田選手がついにミス。小林選手とポジション交替

しかし小林選手とて緊張はすでに限界に達しミスで振り出しに。

これで一気に楽になった伊藤選手がリードを守りきり、

トップでゴール。

2位種田・3位小林と、最後はグリッド通りの幕切れだった。



23ターンクラス

本日のメインイベント23ターンクラスは予選からハイレベルな展開。
数週間前に改修されたコースは空前のハイスピードレイアウトに変貌。
いまだかつてない厳しいレースとなった。

1ヒート目、目の覚める走りでトップに立ったのが地元のエース
高木覚選手。さらに石川のベテラン斉藤選手、黒東からの刺客沢田選手が
割って入り、チームヨコモ123体制を分断。
暫定Aメインボーダーラインは24周一桁台前半。

天然癒し系☆

お昼を挟んでニコ(^-^)っとなごんだあとは

白熱の2ヒート目。

2ヒート目開始早々、驚愕のタイムをたたき出し地元レーサーの度肝を抜いたのが
チームヨコモ足立伸之介選手。ベストラップ11秒台、1ヒート目トップの高木(覚)選手の
記録を実に一周近く上回る圧倒的速さには一同呆然。


これにはさすがに笑うしかなかった高木覚選手だが地元エースとしての自覚に火がついたか
渾身の走りでラップを削り25周に叩き込む。


更に25周の大台に乗せ、足立・高木の間に割って入ったのが、チームヨコモ鈴木浩選手。
チームヨコモ加藤選手は余裕を見せて(?)2ヒート目は出走せず、予選123はこれで確定。
残りの椅子をめぐっての争いが激烈を極めたのは言うまでもない。

決勝は下位メインからスタート。各メインとも好バトル続出。

そしてAメインのスタートで興奮はピークを迎えた。

(^-^; アセアセ


オープニングラップはチームヨコモ足立選手、

そして3番グリッドから
絶妙のスタートで2位に踊り出た地元期待の高木選手、

チームヨコモ鈴木選手の順で計測ラインを通過。

しかしすかさず鈴木選手が2番手を奪い返す。

まさに一触即発、3巴の息詰まる展開に。


更に斉藤・沢田・片山選手が続く。トップグループの息詰まる攻防は10周を過ぎて
尚も続き、後続を完全に突き離す。

2番手グループをリードするのは沢田選手、
それを片山選手・そして9番グリッドから着実に順位を上げた本間選手が
もつれ合うように追う。


トップグループのバトルに動きがあったのが15周目。

牽制する鈴木浩選手の僅かな隙をつき

高木選手がまんまと2位攻略に成功。

しかしその間足立選手はすでに4秒の彼方。憎らしいまでに安定した走りで
後続との差をじりじりと広げていく。


2位争いが動いたのは残り時間も2分を切った33周目。
ペースの落ちた高木選手の隙をついて
チームヨコモ鈴木浩選手再び2位返り咲き。

追いすがる高木選手の動きが鈍る。バッテリードロップだ。
誰もが順位確定と思ったこの瞬間、鈴木浩選手のマシンも急激にスローダウン。
勝敗は最後の1周に。息も絶え絶えの2台が這うようなスピードへゴールへ
結局鈴木選手・高木選手の順でフィニッシュ。


ただひとり40周に到達した足立選手は文字通りの一人旅を終え
悠然とトップでゴール。ギリギリの総力戦をしのいだ僚友鈴木浩選手と
チームヨコモワンツーフィニッシュ。


鈴木選手と電池残量の限り戦い、3位フィニッシュした高木覚選手を
加えた上位3選手、そしてAメインの選手達には惜しみない拍手が贈られ、

2日間の熱戦の幕引きにふさわしい素晴らしいヒートは終わった。

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